** スクラブル・ゲーム その1 ゲームのやり方 **
〜〜2022/7/7 New〜〜
スクラブルは2人戦、3人戦、4人戦ができるゲームですが、
ここでは2人戦でのゲームのやり方、得点の計算法などを、2ページにわたって解説します。
写真は、わかりやすいように、番が来た人のラックを、手前に置いています。
実際の試合では、ラックをこんなふうには置きません。
使い込んだボードゆえ、見づらくてすみません。(~_~;)
なお、この試合は、私が一人二役でプレイするため、私のレベルでの試合になります。
もっとよい手があるのかもしれませんが、そこらへんは大目に見てください。
このゲームで作ることが許可されている英単語は、小文字のみです。
よって、固有名詞、及び月(month)の名、曜日は不可です。
プレーヤーが各自、袋からタイルを1枚ずつ引き、
引いたタイルのアルファベットの順が早い人が先攻になります。
SCABさんが先攻、ABLEさんが後攻になりました。
引いたタイルは、袋に戻します。袋を揺さぶり、タイルをよく混ぜ合わせます。
SCABさんのほうから先に、7枚タイルを引きます。次にABLEさんが7枚引きます。
さあ、ゲーム開始です。
先攻のSCABさんの手持ちタイルは、写真左です。さあ、どんなWORDを作るのがベストでしょう。
まずSを温存するか、この回で使ってしまうかを考えましょう。
VOTESとSをつけて、VをDOUBLE LETTER の特典のある場所に置けば、
V(8点)+O, T, E, S(各1点ずつで4点)、
そして一番手の1回目の得点数は、作ったWORDの点数(=LETTERを合計した点数)の2倍、
という決まりですので、12×2=24点となります。
ラックにはM, G が残りました。使った分だけタイルを補充して、手持ちタイルを7枚に戻します。
後攻のABLEさんの手持ちタイルは、写真右です。
ビンゴが作れそうにない時には、自分の手持ちタイルだけ見るよりも、ボードを見ましょう。
LETTERの特典のある場所にCやPを置けないだろうか、と考えます。
PACOはいかがでしょうか。Sは今回温存することにして、PACOにします。
この方向に置くと、PACO, PE, AS と一度に3つのWORDが作れます。3つのWORDの合計が、得点になります。
DOUBLE LETTER など、特典のあるマス目にタイルを置いて、双方向にWORDが作れた場合、
特典は双方向に有効です。
つまりPは、PACOの得点の時も、LETTERの2倍、PEの得点の時も、LETTERの2倍がもらえます。
ABLEさんの得点は、PACOがP(6点)+C(6点)+A, O(各1点ずつで2点)=14点、
PEがP(6点)+E(1点)=7点、ASがA, S 各1点で、2点。14+7+2=23点となります。
さあ、ここでSCABさんがチャレンジを要求しました。
PACOというWORDは、許可されていないのではないかと。
それでは、辞書を引いて確かめましょう。
第三者がいない場合は、チャレンジした側のSCABさんが辞書を引きます。辞書にありました!
正式試合では、WORDがセーフの場合、WORDを作った側に5点が加算されます。
二人は友人同士なので、このゲームではそのルールは採り入れないことにします。
この時、もしチャレンジしたWORDが、辞書になかった場合には、
ABLEさんは作ったWORDを引っ込め、自分のラックに戻します。そしてその回は、ABLEさんはノーカウントになります。
PACOが存在するWORDだと確認されたので、ABLEさんは得点し、使った分だけタイルを補充します。
左の写真は、SCABさんの2回目。SCABさんのラックのタイルはこんなです。
どんなWORDを作りましょう。
下のOの左は、TRIPLE LETTER の特典のある場所です。
ここにWを置いて、WAGEはどうだろう、と1つ、思いつきました。
いや、PEの右にWを置いて、YAWはどうだろう、と2つ目を思いつきました。
どちらのほうが高得点になるか、確かめてみましょう。
WAGE, WO を作ると29点。YAW, OY, TA, PEW を作ると32点。後者がお得でした。YAWにします。
2回目までで、SCABさんの得点合計は、24+32=56点。好調です。
右の写真、ABLEさんの番です。Sが2つあります。1つ使っちゃいましょう。
これまでずっと、WORDは縦方向で作られてきましたが、1列、ということを守れば、横方向でも少しも構いません。
PACOにSをつけて、CURLSと置きましょう。
得点はCURLSが14点、PACOSが9点で、計23点です。
2回目までで、ABLEさんの得点合計は、23+23=46点。二人とも快調です。
さて、1回の番で高得点をゲットするためには、いつでもできる限り、たくさんのタイルを使った方がいいのでしょうか。
そうとは限りません。
手持ちのタイルの母音、子音のバランスが悪い場合、
要らないタイルを1枚だけ、あるいは数枚出してプレイをし、次のチャンスを待つ、という戦法もあります。
その番は、低得点にしかなりませんが。
またプレイをせずに、、手持ちのタイルを交換するという戦法もあります。
交換の場合は、CHANGEと宣言して、交換したいタイルを横に出して伏せて置き、
同じ枚数を、袋から出して伏せて置き、それから捨てタイルを伏せたまま袋に戻します。
それから袋から出してきたタイルを、ラックにもどします。
その番には、プレイができませんので、ノーカウントとなります。
但しCHANGEができるのは、袋の中の残りのタイルが、7枚以上あるということが必須の条件です。
勝負の続きは、次のページへどうぞ。
トップページ ← 戻る 進む → スクラブル・ゲーム その2