左、マユミの花、右がその実。こういう単純な形の四弁花って好きです。実は和菓子みたいで可愛い。
左、ヒヨドリジョウゴの花。羽根つきの羽根みたい。右がその実。
秋が深まると、葉はなくなりますが、実と茎だけはいつまでも残ります。
左は秋に実をつけたイイギリ。青空に映えると、とても綺麗です。
右は春、イイギリの雄花が落下して地面に散り敷かれている様子。可愛らしい風情です。
左は、ハダカホオズキ。昔の交番のランプみたい。
右は、ヤブコウジ。さくらんぼみたい。
これは園芸種ですが、ここに特別出演。小坊主弟切（こぼうずおとぎり）です。写真、左。
このネーミングをした人に快哉を叫びたいです。
写真中が弟切草。こちらは野の花。
小坊主弟切は、花が咲いた後赤い実をつけますが、本当、小坊主って言葉がぴったりで可愛い。
写真右は、アイルランドで出会ったもので、これは野の花です。
私は、こちらの出会いのほうが先でした。
＊ からすうり ＊
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中で、祭りの夜に、子供たちがからすうりのランタンを手に持って歩く場面が出てきます。
からすうりで実際にランタンが作れるのか、試してみました。
中身をくりぬき、顔を作るところまでは、うまくいきました。
底が柔らか過ぎて、ろうそくが立ちません。仕方なく、ろうそくが底から突き出るまで差し込んで、火をつけてみました。
危なくて、とても持ち歩けません。写真を撮ってすぐに火を消しました。
ランタンとして使うのは無理でしたが、こんなふうに飾るのなら、いいかも。
種はまるで打ち出の小づちみたいで、可愛いんです。
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