***少女小説と私 その1***
 
                    
                      〜〜赤毛のアン・シリーズに出てくるゴグとマゴグ〜〜

写真の左は、私が所有している陶製の犬のミニチュア、ゴグとマゴグです。
向かって右がゴグGog左がマゴグMagogなんです。
私がつけた名前じゃありません。「赤毛のアン」の作者、モンゴメリーが作品中に登場させたもの。
アン・シリーズ3作目「アンの愛情」に出てくるんですよ。
なんでそんな物語の中のものが、製品になって売られていたかというと。
2008年の6月に、アン展があった時の、企画商品だったんですね。
そして写真右は、TVドラマ「花子とアン」のワン・シーン。
花子の書斎に置かれていて、これまでずっと、遠くにしか映っていなかったゴグ。
先日やっと近くで映してくれたので、写真に撮っちゃいました。こちらは猫であった!(放映日:2014年9月17日)
なんだか「ひょっこりひょうたん島」のムマモメムさんみたいな顔をしています。
でも嬉しいじゃありませんか。ゴグ・マゴグを知っているアン・ファンは皆、大喜びだったと思います。


    


実は、モンゴメリーの家には実際こんな陶製の犬がいて、2008年のアン展に、その本物のマゴグが来たんです。
そんなわけで、それにかこつけて、その時ミニチュアのゴグ、マゴグが、企画商品として作られたんですね。
本物のマゴグ、ひびが入っていましたけど、大切にされてきたんだなあ、っていうのがわかりました。見れてよかった。
ちなみに、英和大辞典を引くと、gog and magog というidiom で、ちゃんと意味が載っています。
3種類、意味がありましたけど、この場合はこれかな。伝説上の英国の巨人の名


さて右の写真、こちらは茜色の模様が入ったゴグとマゴグ。
これは私が見たモンゴメリー家伝来の品と、大きさもデザインも、多分作られた時代も同じで、斑点の色だけが違う。
これはTV番組「世界ふれあい街歩き」コペンハーゲンの「のみの市」が映された時に、私が見つけて、カメラに撮ったもの。
すごい早業でしょ。アンに関することには熱いんです、私。
その市で、売り場のおじさんが言うことには。
「これは船乗りのカミさんが買って、外からよく見える出窓なんかに置いとくやつでさ。
亭主が航海に出ている時には、犬の顔を、窓の外に向けておく。
逆に亭主が家に帰って来てる時には、犬の顔を室内に向けておく。
そうやって(間男さんに)サインを送るんでさ。」
それを聞いて私は大笑い。


アンのお話の中では、一軒家(パティの家)の主が、旅行で1年以上家を空けるので、
その間、大学生のアンと友人たちは、パティの家を借りて共同生活を送るんです。
ゴグとマゴグは、いつも暖炉の前にいる、その家の守護神なんです。
この犬がお気に入りのアンは、結婚祝いにパティの家の主から、犬たちをプレゼントされ大喜び。
お話では、アンの友人フィリパが、この結婚祝いをトランクに入れて、アンのところに持って来るんです。
フィリパはこの2匹を入れたら、トランクに自分の着替えなんて入らなかったんじゃないかしら。
そして犬たちはずっと、アンの家庭を、見守り続けるんですよ。
アンに限っては、ゴグとマゴグ、誰かへのサインの用途では使いませんでした。
アンとギルバートは末永くラブラブ。めでたし、めでたし。


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