**アイルランド旅行記 その19**

〜〜野の花:白のVol.2〜〜
                        2015/6/18  訂正追記


      


左、白い野ばら。Burnet Roseです。
中、こういう花で、葉っぱがこんなへら状のって、私にとっては定石破りです。(^^;)
野の花図鑑に載っているLondon Prideに似てますが、断定できません。
右は、花の形といい、つき方といい、ホタルカズラみたいです。違うのは色だけ。


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左の写真は、特徴ある花だけれど、名前は今のところ不明です。
中の写真、大根の花に似てますが、大根はもっとパープルが交じっているんですよね。
右の写真の花は、見当もつかないです。野の花としては、花びらが大きいほうですよね。


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写真左、バイカモです。ブラーニー城の庭を流れる川面に、鮮やかに咲いていました。

写真中、これもヒース。コネマラ国立公園に咲いていました。
最初に、ベル状の花がついたのをヒースだと教えられ、(ピンク、パープルのページの写真の花)
それじゃあ、こっちはエリカなのかな、と思ったのです。
西田佐知子に「エリカの花散るとき」という歌があるんですが、(私、昭和歌謡、好きなんですよ)
これがその、♪うすいべに色のエリカの花〜に違いない!と思ったんですよ。
でも英和大辞典で調べたら、ヒースエリカは、同じ花のようなのでした。
そして、コネマラ国立公園のパンフレットを読んでみると、lingという名も出てきました。
さあ、わからなくなったぞ。(−−;)
パンフレットをさらによく読んでみる。
ここで見られる花は、ling, cross-leaved hearth, bell heather

cross-leaved hearth, bell heather は、形状そのままの名で、わかりやすいですね。
ピンク、パープルのページの写真の花は、まさにbell heather じゃありませんか。
そして2014年、「マッサン」を見たら、パンフにあったlingの写真と同じ花を、ヒースとして紹介してる。
で、私は理解しました。
植物学者でもない限り、一般人は花の名は、俗称で呼ぶのだ。
日本だって、ヒメウツギを卯の花と呼んだり、ウマノアシガタをきんぽうげ、と呼ぶ。
そしてヒースも、ヘザーも、エリカも、リングも、日本ではヒースと訳されることが多いみたい。
スカボロフェアの訳詩でも、ウィングスの「キンタイア岬」でも、ヘザーをヒースと訳しているんですよ。
正確な植物名より、私には、要はコミュニケーションで通じるほうが大事。
ということで、私はエリカ、もしくはヒースと呼ぶことにしました。

写真右、Sea Campionです。campionは、なでしこ科という意味。
写真はモハーの断崖のですが、キャリック・ア・リード吊り橋でも、見かけました。


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さて、撮ってきた写真を、整理しながらレポを書きました。
最後のジャンル、野の花:白を終えて、一息ついたのですが、これで終わりになったと言えるのかな、と自問しました。
いやいや、私は、写真で撮ったところを紹介しただけではないか。
写真禁止だった所、カメラをもちあわせていなかった場所、そういった所の直接体験のほうが、濃かったではないか。
そうなのだ。
これから折にふれ、思い出しては反芻し、消化していかなくては。
そうでなくては意味がないな、と思ったことでした。

そしてとうとう歌を1つ、作りました。次のページで、いよいよ完結編です。


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いったん「アイルランド紀行 その1」を経由、という形になっています。m(_ _ )m。


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